Dari K(ダリケー)「カカオ豆から手作りチョコレート・キット」
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Dari K(ダリケー)「カカオ豆から手作りチョコレート・キット」
どうも!チョコレート探検家のチョコレートくん(@pyonkichi11011)です。
インドネシア・スラウェシ島に契約農園を持ち、カカオ豆の焙抄からチョコレートの製造までのプロセスを自社の工房で行なっているチョコレート専門店「Dari K/ダリケー」。カカオ豆を農家から仕入れるだけでなく、発酵に重点を置いた農家への技術指導も行なっており、そこで採れた品質に優れたカカオ豆がダリケーのチョコレートに使用されます。
流行のBean to Bar専門店も契約農園まで持っているお店は、日本ではまだほとんどないかと思います。
ところで皆さん、話は変わりますが家でカカオ豆からチョコレートを作ってみたくはありませんか?実はダリケーからカカオ豆からチョコレートを作るキット販売されています。
「カカオ豆から手作りチョコレート・キット」
今回はこちらを使って実際に僕がチョコレートを作ってみます。
【事前に用意するもの】
- フライパン
- 鍋(お湯を沸かすだけ)
- すり鉢
- ボール1個
- ざる1個
- 砂糖
最低限これだけあれば充分です。
説明書にチョコレート作りの手順が載っています。これ面白いですね〜カカオの知識も載っていて勉強になりますよ。
カカオ豆を洗う
カカオ豆の殻の表面の汚れを簡単に落とします。お米を研ぐ感じでテキトーに3回くらい濯ぎましょう。
プライパンでカカオ豆を焙抄します。これが一番難易度が高い工程です。なぜなら、初心者の方のかなりの割合で豆を焦がしてしまうという話を聞きます。豆を焦がすと完成したチョコレートの香りにロースト感が強くなってしまいますので、ご注意を!
プライパンによる焙抄は”弱火”で約30分行うのがポイントです。
カカオ豆の殻を剥く
一番めんどうな作業がやってきました。カカオ豆の殻を剥きます。初めての方なら1人でやると30分かかる作業かと思います。美味しい手作りチョコレートが待っています。めげずに頑張りましょう。
指で強く摘んだだけで殻がパキっと崩れますのでそれを利用して剥がします。
はぁ、やっと終わった。カカオ豆の殻を剥いたものをカカオニブと呼びます。
水で洗う前の乾燥されたカカオ豆の状態で全体の重量が84g。カカオニブの状態になって64g。つまり歩留は76%。この段階で重量がかなり減ります。
カカオ豆を粉砕!
ここで本来ならすり鉢で砕いて細かくする工程ですが、その前に秘密兵器の登場です。
米を米粉にする為の道具なのですが、固いカカオニブを粉砕するのにも利用できます。
10秒もあればこの通り。
すり鉢、登場!
ここからダリケーの説明書通り、すり鉢を利用します。
この作業も結構しんどいです。これは明日、筋肉痛確定(笑)
湯煎して再びすり鉢で擦ると液状になりました。カカオには約54%〜55%カカオバターが含まれているので熱で溶ける性質を持っているのです。
ここで絶対にお湯を入れないように注意しましょうね。ブルームの元になりますので。
最後に砂糖を加えて軽く混ぜます。
チョコレートを型に流し込みます。
うわ!?きったねぇ〜
このような作業をしますと性格がでますね(笑)しかも、チョコレートを味見しすぎて型1つ分足りませんでした。
冷蔵庫で30分冷やします。説明書には3〜4時間と書かれていますが、そんなに時間は必要ありません。
完成!
お味は!ロースト感が一切ありません。焙抄温度、時間はまずまずです。
花のような香りや、赤ワインのようなタンニンぽさ、中盤からマスカットのようなフルーティーな香りが広がります。粒子が細かい分カカオの香りが攻撃的ではなく、まろやかな印象。
自分でカカオ豆から作ってここまで美味しいとテンション上がります。半分ほど食べたので、残りはワインセラーで数週間保存して熟成させたいと思います。
カカオと触れ合い実りのあるチョコレート作りでした。お子様のの自由研究などの教材としてもオススメですよ!
ではみなさん良きチョコレートライフを〜!
ブランド名 | Dari K(ダリケー) |
公式ページ | http://www.dari-k.com |
商品名 | カカオ豆から手作りチョコレート・キット |
価格 | 2160円(税込) |
購入手段 | 公式オンラインで購入できます |