
BAHEN&Co Chocolate
こんにちは!チョコレート探検家のチョコレートくん(@pyonkichi11011)です。
西オーストラリア州・マーガレットリバーに小さなチョコレート工場を構えるBean to Bar専門店「BAHEN&Co Chocolate」は、元ワインメーカー経営者であるジョシュ・バヘンがファインチョコレートに魅了され、息子ジャックと共に立ち上げたチョコレートブランド。
契約農園から良質なカカオのみを相場よりも高値で買い取るフェアトレードビジネスを遂行し、作られるチョコレートはオーガニックカカオ豆とオーガニックケーンシュガーのみで作られる混ぜ物がなく、カカオの品質に対してごまかしが効かない!
また、製造に効率が求められる時代の中で1930年代のビンテージのカカオロースター機と、1910年製造のチョコレート製造機を修理し、自社のチョコレート作りへ取り入れるというこだわり。最新の機械では自分の作りたいチョコレートが再現できないと感じるショコラティエさんの中には、あえてルドルフ・リンツが考案した初期のコンチェを使ったり、ヴィンテージのコーヒーロースターをカスタマイズするブランドも度々見かけます。
マダガスカル 70%

BAHEN&Co Chocolateは、パプアニューギニア産、マダガスカル産、ブラジル産の3カ国からカカオを仕入れタブレットが作られます。今回ご紹介のマダガスカルは、サンビラーノに1920年から続く農園のカカオ。
優しい苦みとスッキリとした酸味の中にフルーツの複雑な香り。低温ローストによって豆が焙煎されたのだろうかと脳裏で勝手にイメージさせられる。シトラスの風味からしばらくすると、熟したレーズンやベリーを思わせる複雑なアロマへ変化。 1つ1つの香りとても繊細で板の中にぎゅっと凝縮されています。
ややドライな舌触りでラストは小麦粉のような粉っぽさが残ります。
マダガスカル産カカオといえば、産地の特徴がチョコレートに分かりやすく現れます。特徴である赤い果実のアロマ単体で主張されるものとよく出会いますが、こちらの1枚のように赤い果実とその他のフルーツ系アロマとバランス良く表情が現れるものも面白い。
では皆さん良きチョコレートライフを〜
ブランド名 | バヘンアンドコー チョコレート |
公式ページ | http://www.bahenchocolate.com |
商品名 | マダガスカル70% |
内容量 | 75g |
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