サンフランシスコ発!ダンデライオンチョコレート蔵前にOPEN!

ダンデライオンチョコレートこんにちは!チョコレート探検家のチョコレートくん(@pyonkichi11011)です。

日本でカカオ豆の焙煎から手作りでチョコレートを作られるBean to Bar専門店が増える中で、ついにアメリカから人気店の上陸となれば目を離せません。アメリカ・サンフランシスコ発の「ダンデライオンチョコレート」が日本初上陸を果たし、2016年2月11日に東京・蔵前にOPENしました。日本1号店は都営浅草線「蔵前駅」徒歩3分、都営大江戸線「蔵前駅」徒歩7分の立地に本国のスタイルをそのまま再現し、ファクトリー併設のカフェを構えています。

ダンデライオンチョコレート1Fはカカオ豆からチョコレートが作られるファクトリー、チョコレートやイートインメニューの注文カウンター、カカオ豆からチョコレートが作られる流れを楽しめるカウンター席。2Fのイートインは広々としていてかなりの座席数を配備、さらにワークショップエリアも設けBean to Barのことを楽しみながら学べる仕組みとなっています。

Dandelion Chocolate とは?

ダンデライオンチョコレートダンデライオンチョコレートは、トッド・マソニス氏とキャメロン・リング氏によって2010年に創業。元々IT企業だった2人は、2008年に共同経営をしていたWEB事業売却を機に、新しいことに挑戦しようとガレージでクラフトチョコレート作りを始めたことがキッカケで誕生。

2000年頃からアメリカの家庭を中心に始まったBean to Barの流れに、2007年にブルックリン発のマストブラザーズチョコレートが火付け役となり更なるブームが起こります。そして、アメリカに多くのBean to Barを専門としたチョコレートメーカーが誕生する中で、カカオ農園に直接訪れて良質な豆を仕入れ、さらに製造工程にまでこだわりぬいたダンデライオンチョコレートはクラフトチョコレートメーカーのパイオニア的な存在として位置づけられたのです。

チョコレートバー

ダンデライオンチョコレートカカオ豆からチョコレートが作られる全行程(選別・焙煎・摩砕・調合・成形)を全てファクトリーで管理し、少数生産で高品質なチョコレートが生まれます。カカオの産地別の特徴が楽しめるシングルオリジンチョコレートは、カカオ豆とケインシュガーのみで作り上げられて余計な添加物を一切含みません。

代表的な商品であるシングルオリジンチョコレートは、OPEN当初は4種類の産地のチョコレートバーが販売されます。今後はさらにラインナップが増えていく予定。

・ベネズエラ産70%(1200円)
・マダガスカル70%(1200円)
・ドミニカ共和国70%(1200円)
・エクアドル100%(価格未定/近日登場予定)

OPEN当初に店頭に並ぶチョコレートは全て本国から空輸されてきたものです。近々、蔵前のショップオリジナル製造方法で作られたチョコレートが誕生する予定なのが非常に楽しみ。

ダンデライオンチョコレート1Fカウンター席に小型のメランジャーが5個稼働しています。

カカオ豆は同じ産地でも収穫期によって最適な焙煎温度やコンンチング時間が異なります。現在ちょうど2014年収穫期のカカオ豆と2015年収穫期のカカオ豆の切り替え時期とのことです。写真の光景は小型のメランジャーを回して液状のチョコレートをテイスティングし、チーム内で最適のコンチング時間を豆によって見極めている段階。

同じ産地でカカオ分も同じチョコレートで、24時間メランジャーで練り上げたものと、2時間練り上げたドミニカ共和国のものを試食させていただきました。2時間のものは、酸味があり風味が粗粗しい、それに対して24時間のものは酸味がほとんどなくなり香りがマイルドなった分、苦みや渋みはハッキリと感じやすくなりました。比較すると風味が全くの別物で驚きます。

ダンデライオンチョコレートが本格的な体制が整うのは4月以降でしょうか。品質が安定した頃にチョコレートをもう一度買いに行こうと思います。

チョコレートを使った カフェメニューも充実

ダンデライオンチョコレート2階のイートインでチョコレートスイーツや、ホットチョコレートを楽しむのもオススメです。

ダンデライオンチョコレート濃厚がウリの”ヨーロピアンホットチョコレート”やアメリカンクラシックなチョコレートをダンデライオン風に軽くマイルドな甘さに仕上げた”ハウスホットチョコレート”などの自慢のチョコレートを使用したドリンク。

ダンデライオンチョコレート

ブラウニーバイトフライト ¥680

中では面白いのは3種類のシングルオリジンチョコレートを使用したブラウニー。カカオの産地ごとにブラウニーの食べ比べができるのが新しいですね。

ダンデライオンチョコレートパプアニューギニア・スモア ¥480

グラハムクラッカーを土台にして、バーナーで炙った焼き色の付いたマシュマロの器。さらに中央にはパプアニューギニア産のカカオのガナッシュ。

ダンデライオンチョコレート注文後にローストします。

ダンデライオンチョコレートガナッシュにインパクトがアリ。薪を燃やして熱風で発酵後のカカオ豆を乾燥させるパプアニューギニアの産地の特徴が現れたスモーキーな香り。トロリととろけるマシュマロとの合わせは新感覚。

ダンデライオンチョコレートダンデライオンチョコレート サンフランシスコのショップの雰囲気や、チョコレートを味を再現した日本1号店。カカオ豆からチョコレートが作られるファクトリースタイルのカフェは、子供から大人まで老若男女のチョコレート好きを満足させてくれること間違いないでしょう。

ダンデライオンチョコレートのファクトリー内の様子について記事を書きました。ご覧下さい。

ダンデライオンチョコレート

ブランド名 ダンデライオンチョコレート
公式ページ http://www.dandelionchocolate.jp
住所 東京都台東区蔵前4-14-5
営業時間 10:00〜20:00(L.O.19:30)
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チョコレート専門店「Chocolat du Cima」

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Chocolat du Cimaは私のチョコレート好きが高じて立ち上げたブランドです。オリジナル製品の他、選りすぐりのチョコレートのセレクト販売もしております。ぜひ一度味わってみてください。

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