こんにちは!チョコレート探検家のチョコレートくん(@pyonkichi11011)です。
2002年にサンティアゴ・ペラルタ氏が妻のカーラさんと共に立ち上げたエクアドルの家族経営チョコレートメーカー
「PACARI/パカリ」
2009年にはエクアドルを飛び立ち世界展開。そして、インターナショナル・チョコレート・アワーズで2012年から4年連続金賞を受賞し、世界で注目されているブランドです。圧倒的な品質から私も含め、カカオマニアがかなり注目していますが、作り手にはまだあまり注目されてません。ただ、有名パティシエでは小山進氏や、マ・プリエールの猿舘氏が注目されているようです。
PACARIのコンセプトは”Tree to Bar”。
カカオ豆を業者から仕入れてチョコレートを製造するメーカーが増える中で、原産国の木からそのままチョコレートを製造するメーカーは世界でもまだ数少ない。
ローズチョコレートバー
今回ご紹介するパカリのチョコレートは「ローズ」です。
ムック本でもメディアでもローズ推しだったので、サロンデュショコラ2016では一番人気の商品。
ベースとなるエクアドル産アリバナシオナル種を使用したチョコレートに、天然のバラのエッセンスを加えたもの。カカオ分60%のハイカカオにローズ、あまり見かけない斬新な組み合わせです。
パッケージの封を開けた瞬間、勢い良く広がるローズの香り。
勢いがパンパないです。
ストレートすぎる薔薇の香り。
仮に焼き肉を食べ終わった直後だとしても、臭いをかき消すほどのパワーを持っています。
以前にテイスティングしたゴールデンベリーでは、カカオとの絶妙なバランス感に魅了されましたが、こちらは圧倒的なフレーバーの勢い。
しっとりとした口当たり。
中盤以降からチョコレートの味わいも表情として現れてます。
ローズの香りに、ほんの少しほろ苦いカカオが重なる。
テイスティング後にも長時間薔薇の香りが残ります。
リラックスしたいときに最適な香りです。
カカオを追究するチョコレートブランドさんには、シンプルな原材料でタブレットを作ることをポリシーとしているところが多い中、パカリは自社のカカオにエクアドルで採れた食材と組み合わせも得意とします。ローチョコレートも作りますし、パカリの「多様性」にも僕は魅力を感じています。
皆さん良きチョコレートライフを〜
コメントを残す