夢二香房「ストーンヒル農園 72%」

夢二香房こんにちは!チョコレート探検家のチョコレートくん(@pyonkichi11011)です。

奈良県のスペシャリティコーヒー専門店
「夢二香房」

店主と、奥さんの二人で珈琲屋として経営する傍ら、カカオ豆からチョコレートも製造されています。Bean to Bar業界は異業種から、特にコーヒー業界からの参入が多いですね。

Bean to Barで重要な要素となる”こだわり”の部分は、作り手さんによって様々。例えば、店主のブログを拝見すると、色んな産地のカカオ豆でシングルオリジンのラインナップを増やすというよりは、1種類のファインカカオ豆を試行錯誤を重ねながらとことん追究するタイプだと分かります。焙煎後のカカオニブを赤と黒の色別に分けて、それぞれで試作のチョコレートを作ったりなど、追究のやり方がとてつもなくマニアックでかつ深いなぁと感じます。

ストーンヒル農園72%

夢二香房先日、蔵前の「ダンデライオンチョコレート」が主催のBean to Bar Summit 2016というイベントで、1年ぶりくらいに店主の小林さんとお会いできてチョコレートの話を。お話の中で最近のオススメを尋ねてみると、こちらの「ストーンヒル農園 72%」をご紹介いただきました。過去に使ってきたベトナム産のカカオの中でも、卓越した品質で気に入ったとのことです。

夢二香房こちらのチョコレートで注目したいのは、単一農園でカカオの木の品種選定・苗木作りから植え付け栽培・収穫・発酵・乾燥・エイジング・袋詰め・輸出まで行っている点。全ての流れを1つの農園で管理できることは、カカオ豆の品質を問う上で最高の環境であると小林さんは言います。シングルエステート(単一農園)でチョコレートを作られるお店は、日本ではまだ珍しいのではないでしょうか。

夢二香房さらに、ストーンヒル農園の実質事業主は、ベトナムカカオの父と呼ばれる「Pham Hong Duc Phuoc Ph.D」という方。
「蟻を使った有機無農薬栽培」
「カカオの果汁を絞って糖分を抑え、酸味を少なくする発酵方法」
「2時間毎に撹拌をし続ける乾燥方法」等
独自に開発した研究や技術を農園で活かしています。あの有名なマルゥチョコレートの自社農園もストーンヒル農園から買い付けた苗木でカカオを育てているとか。

夢二香房カカオ分72%。原材料はカカオ豆と甜菜糖のみで追油すらしていません。

序盤のインパクトは、淡くまろやかなフルーツビネガーにレーズンを足したような風味。口どけはなめらかですが、溶けていくスピードが物凄く緩やか。それ故に香りの変化が掴みやすいかと思います。フルーツ系の風味は序盤から終盤まで前面に現れつつ、中盤からアーモンドを思わせる香りも重なります。それが終盤には深焼きのピスタチオのような香りに変化し、アフターと共に抜けてゆきます。タンニンに通ずる後味も感じて不思議な感覚に浸るチョコレートです。

夢二香房賞味期限だけでなく、製造日まで表記しているところは珍しいです。つまり、ブログを書いた段階では製造日から20日ほどしか経っていないのですね。あと、1ヶ月くらいかけながら熟成による味の変化を楽しみたいと思います。皆さん良きチョコレートライフを〜



ブランド名 夢二香房
公式ページ  http://yume2coffee.com/
商品名  ストーンヒル農園72%
価格  600円(税込)
内容量 33g
購入先  Bean to Bar Summit 2016
夢二香房

チョコレートくんのチョコレートブランド


Chocolat du Cima

ショコラ ドゥ シマ

チョコレートくんのチョコレート好きが高じてスタートしたチョコレートブランドです。素材の持ち味を生かした究極の商品作りを目指します。