こんにちは!チョコレート探検家のチョコレートくん(@pyonkichi11011)です。
現在、国内に50店舗以上あるとされるBean to Bar専門店。当時カカオ豆の入手手段が少なかった時から、既に豆からチョコレートバーを製造していたお店があります。
2008年創業の
「エミリーズチョコレート奥沢」
日本で最初に誕生したBean to Bar専門店です。実店舗を持たずネット販売やイベントが中心。
チョコレートの特徴は、カカオのアロマ性を重視し、中南米のトリニタリオ種&クリオロ種の豆を中心に使用。そして、今回ご紹介するチョコレートは、、、
Columbian Tumaco/コロンビア・トゥマコ79%
カカオハンター小方真弓さんのコロンビア トゥマコのカカオを使用。
封筒型のパッケージには、カカオ生産国の切手が貼ってあります。この切手は、もちろんコロンビアのもの。
ボタンから紐を外し、開ける瞬間が非常にワクワクします。
チョコレートと一緒にフレーバーノートも同封。カカオの産地、品種、焙煎温度のレンジ、アロマの情報が記載されています。普段Bean to Barのチョコレートを食べ慣れていない方は、参考にすると良いでしょう。慣れてきたら、ここに記載がない香りを見つけたり、自分なりの表現に置き換えたり、例えばフローラルの中でもどんな花なのか?を深く探るとより一層テイスティングが楽しくなります。
原材料はカカオ豆、カカオバター、きび糖のみ。鼻を近づけると濃密なカカオの香りを感じます。
インパクトはどっしりとした味わいです。序盤は青リンゴような爽やかな香り。
食感はドライ。溶けるカカオに対して、仄かに砂糖の結晶がシャリシャリしています。結晶の食感を感じたときに現れる甘みと出会った瞬間に、ウッディーな香りにクレープフルーツの皮を齧ったかのようなニュアンスの渋みが現れます。砂糖は甘みを付けるだけでなくカカオが持つ香りを引き出す役目を担っていますが、この結晶を残したチョコレートを食べると一層それを体感することができました。
また、序盤では華やかな顔を見せながら、アフターではスッキリとおとなしい印象です。
カカオハンターのトゥマコと同じくグリーンを連想させる風味。しかし、全く異なる個性がそれぞれのチョコレートから感じられます。同じ、産地、品種のカカオでも作り手さんによって個性は様々。それが、Bean to Barの楽しさの一つです。
皆さん良きチョコレートライフを〜
ブランド名 | エミリーズチョコレート奥沢 |
---|---|
公式ページ | http://emilys-chocolate.com/pg32.html |
商品名 | コロンビア トゥマコ 79% |
価格 | 1350円(税込) |
内容量 | 75g |
購入先 | オンラインショップ |
コメントを残す