こんにちは!チョコレート探検家のチョコレートくん(@pyonkichi11011)です。
同じ産地、同品種の豆を使用し、様々なフレーバーのチョコレートを製作する
出雲のクラフトチョコレート専門店
「La chocolaterie NANAIRO/ラ ショコラトリ ナナイロ」
Winter collection 2016で新登場したBATCH NO.10、11、12、13のチョコレートは全て2015年収穫年のペルー・ラマス産のカカオを使用!!
そして、今回のテーマは「移り変わり」。
人生の四季の移り変わりをテーマとしているとのこと。
4種類のチョコレートのカカオ分を変えることで移り変わりを表現しています。
同じ産地、同品種のカカオ豆でチョコレートを製作しても、季節や気候などの条件により完成したチョコレートのフレーバーが変わります。そこで、ナナイロはバッチごとにフレーバーノートを作っています。1種類のカカオをとことん追究するのがナナイロのスタンス。今回の4枚は、ペルー・ラマスのカカオの集大成!!
BATCH NO.10
製作日2016年7月。カカオ分70%。
食前は、まろやかなや優しい透き通った香り
口に含むと葉っぱのようなグリーンな香りが一瞬現れたと思ったら、そこから凝縮感たっぷりのフルーツのアロマ。スターフルーツや白い干し葡萄、優しいフルーツです。追油をしていないのに、驚くほどしっとりでなめらかな口どけ。味に深みがありクリームチーズとキャラメルのようなコク。グレープフルーツのような苦み。ナナイロのチョコレート全てに共通する切れ上がるアフターに笑みが溢れます。
BATCH NO.11
製作日2016年8月。カカオ分65%。カカオ分70%以外のダークチョコレートを作られたのは初めて!
こちらは、前面にアカシアのハチミツに通じる華やかな甘みが現れます。イチゴジャムのような煮込んだ果実の香りや、ドライフルーツのような凝縮感。仄かに感じる渋み。カシュナッツを思わせる香り。舌の両サイドには広がらず、スーッと舌の先端から奥まで一直線に味覚が流れていきます。
BATCH No.12
2016年9月製作。カカオ分78.8%。小数点までパーセンテージを表記しているこだわりが凄い!!
カカオの重厚感と、マカダミアナッツの香りのコラボレーション。これは、上質なカカオとナッツを同時に食べたかのようなインパクトです。グレープフルーツを皮ごと齧ったかのような酸味が現れ、甘く焦がしたキャラメルの香り。序盤に現れた酸味が中盤以降は甘みに変化。アーモンドの皮のような渋み。力強いカカオの中で上品さも兼ね備えたチョコレートです。
BATCH No.13
2016年10月製作。ペルー・ラマスのカカオの最後の作品は、なんとカカオ分が非公開なのです。あえてカカオ分を決めずに、最適な味で砂糖&純黒糖を配合。
口に含んだ瞬間のインパクトが、日本流のお菓子に例えるなら八つ橋の風味。そして、シナモン系のスパイシーさ。熟成させたブランデーの香り。果実感が全体を構成するタイプである他の3種類とは全く違う個性的なアロマを見せます。
ペルー・ラマス産のカカオで作られた4種類のチョコレートには、その各々が違った個性や、美味しさが備わっています。カカオが持つポテンシャルを引き出すとはこのようなチョコレートのことを言うのだと実感させられました。次回のコレクションからは、タンザニア産のカカオで製作されるとのことです。そちらも楽しみです。
皆さん良きチョコレートライフを〜
ブランド名 | La chocolaterie NANAIRO/ラ ショコラトリ ナナイロ |
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公式ページ | http://www.chocolate-nanairo.com |
商品名 | Batch no.10、11、12、13 |
価格 | 25g 594円〜702円 /75g 1620円〜1944円(税込) |
内容量 | 25g、75g |
購入先 | オンラインショップ |
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