ラ ショコラトリ ナナイロ「Autumn Collection 2017」





こんにちは!チョコレート探検家のチョコレートくん(@pyonkichi11011)です。

出雲のビーントゥバー専門店
「La chocolaterie NANAIRO/ラ ショコラトリ ナナイロ」

同産地・同品種のカカオ豆から、製作する時期や製法を変えることで様々な個性的なフレーバーを生み出します。
とても丁寧に作られていて雑味がなくクリア、そして繊細なフレーバーが何段階も変化して愉しませてくれます。
現在、私が最も評価しているビーントゥバーブランドです。

今回「Autumn Collection 2017」のチョコレートが4種類新作として登場しました。
コンセプトは「陰影 Light shadow」

冬の乾燥した空気から気温だけが上昇する春、長雨が続く梅雨、夏の日差しに変わる初夏、太陽が照り続ける盛夏、鈴虫の声に清涼感を覚える晩夏、毎月がひと釜ずつ作るチョコレートは面白いほど季節を含んだ味わいを感じます。
そのように作り上げた チョコレートには「光と影」があり、食べる程に味わいが深まるコレクションです。

2016年収穫年のタンザニアのカカオ豆で全て同品種です。
この豆でコレクションを製作するのは2回目ということで、前回よりもさらにフレーバーを引き出すための分析が進んでいるはず。
と期待しましょう。

今回のコレクション4種のカカオ分は70%で、シュガーはきび糖で全て統一しています。
さらに、言うならロースト温度や時間も。

異なるのは製作時期と、コンチング時間のみ。
より、四季の違いを体感できるチョコレートとなります。

BATCH No.19

5月の1年で最も乾燥した時期に製作されたチョコレート。

リンゴやパイナップルような甘みから始まり、ラ・フランスを食べたかのようにジューシーな甘みに溶け込む優しい酸。
絹のようにきめ細かな口どけからラムレーズンのような力強い香りを放っていきます。
ブルーベリーを溶け込ませたヨーグルトに、西洋スグリのような甘いハーブの香りが感じます。

BATCH No.20

6月のじめじめした梅雨の時期に製作したチョコレート。

先ほどの華やかなイメージと比較して、ぎゅっと旨味とコクが詰まった感じ。
酸味が少なくフレーバーがゆったり流れていきます。

甘納豆のような和の甘みに、それを追いかけるように熟しておらず固めなアボガドがやってきます。
溶け出すと、カシューナッツバターのようなミルク感があってまろやかな味わいに、ドライフルーツのような香りや、麦のような素朴な香りが感じられます。

BATCH No.21

7月の日差しが夏を感じさせる初夏のころに製作されたチョコレート。

桃の香りに、甘みと調和するレモンのような酸味がとても上品。
クルミのプラリネの香りに、ドライトマトの甘みが後から込み上げてきて、ラムネのような清涼感ある香りが抜けます。

個人的な好みとなりますが、これが一番好きですね。

Batch No.22

8月の猛暑のころに製作されたチョコレートです。

4種の中で最もクリアで繊細ですね。

上品なカカオの中でヘーゼルナッツやコーンフレークの香り。
バニラの香りを溶け込ませたクレームシャンティ。
ドライフルーツのような香りや、フレッシュ感が落ち着いてまろやかになったオリーブオイルの風味や、栗のような甘みが後味となって残ります。

テイスティングにかなり集中力を使いました。
っというのはフレーバーを拾って文章化するときに、美味しいなぁって感情がやってきて思考の邪魔をするのです。
「美味しさ」と「個性」の2軸のマトリクスで考えた場合、両方の数値が高いチョコレート全てに言えることですが、中でもナナイロさんのチョコレートは卓越しています。

私の中でチョコレートのテイスティングは、美味しく食べるためのものではなく、チョコレートの特徴を拾うことなのです。
美味しく食べることが目的とするならタブレットに思いっきり齧り付きます。笑

なので
「何も思考せずに単純に食べて美味しさだけを感じる」
「個性を拾って文章化するテイスティング」
2パターンを完全に切り離して愉しませていただきました。

当然ながら、1枚25gでは足りませんね。
購入するならレギュラーサイズ(75g)です。




ブランド名La chocolaterie NANAIRO/ラ ショコラトリ ナナイロ
公式ページ http://www.chocolate-nanairo.com
商品名Autumn Collection 2017
価格 75g 1944円(税込)/25g 702円(税込)
内容量75g or 25g







Chocolat du Cima





チョコレートくんが代表を務めるチョコレートブランドです。
プレミアムシェフプロジェクトのシェフ達がこだわりの商品を作り、チョコレートの可能性を追究して参ります。