リトアニア発の「LA NAYA chocolate／ラナヤチョコレート」

こんにちは！チョコレート探検家のチョコレートくん（@pyonkichi11011）です。

リトアニア発のビーントゥバーブランドが日本に初上陸しました。
「LA NAYA chocolate／ラナヤチョコレート」

世界にまだないユニークなチョコレートをつくる。
Bean to Emotionのコンセプトのもと2015年に立ち上がったブランドです。

健康志向が高い方向けに原材料の全てにオーガニック素材を使用。
また、カカオと合わせるユニークな素材との組み合わせにも注目です。

５枚合わせると１枚の絵に

カカオの起源とされる古代マヤ文明。
チョコレートはラナヤと呼ばれる世界で作られたという伝説があるそうです。
パッケージ５枚並べると、ラナヤの村の風景が完成します。

豊かな自然、広大な山脈、生育するフルーツ。
繋げると１枚の絵として完結するだけでなく、切り離してもそれぞれ独自のフレーバーの意味を成します。
例えば一番右のパッケージ、おばちゃんが頭上に乗せているのは、フレーバーのテーマとなるストリベリーやトウガラシ。

ラナヤマウンテンを表現した美しいタブレット

視覚からも心に響かせる美しいビジュアルです。
山を表現したモールドは以前にご紹介したブランドで「COCAMA」さんのものがありました。
このセンスの高さ、作り手や生産者だけでなく多くの方がチームに関わっているんだと気づかせてくれます。

（一番右割れちゃいました。ごめんなさい。）

では、５種類のフレーバーをご紹介します。
カカオ豆はパナマ産のものを使用！

PISTACHIO ＆ COCOA NIBS／ピスタチオ ＆ カカオニブ

一瞬、ブロンドチョコレートだと見間違えましたが、深くローストされたピスタチオがたっぷり馴染んでいるだけです。

開封の瞬間から、鼻腔に押し寄せる香りに勢いがあり、理想のピスタチオチョコレートだと直感が訴えかけてきます。

口に含むと
ピスタチオの濃厚さ、豊かな風味、コク深さ、、、完璧です。
クリーミーなホワイトチョコレートと合わさり、アフターにかけてグンと豊かな香りを伸ばしてきます。
さらに、散りばめられたカカオニブのリズミカルな食感。
ニブの芳ばしさを纏わせながら、深くローストされたピスタチオの風味が引き出されます。

ナッツの中でもピスタチオが大好物だよ！って方が多いでしょう。
しかも、求めているのはただのピスタチオではなく、濃厚で香り豊かなピスタチオだと知っています。
舌が肥えたピスタチオ好きを満足させてくれるタブレットです。

HONEY ＆ BREAD CRUNIBS／そば蜂蜜とライ麦パン

ライ麦パンに、キャラメリゼしたそば蜂蜜を合わせたカカオ分45％のミルクチョコレートです。

珍しい組み合わせで言葉にするのが難しいです。

チーズのようなコクがあるミルクチョコレートに、芳ばしく香るライ麦パン。

そして、舌と触れた瞬間に黒糖のような甘さが押し寄せるキャラメリゼされたそば蜂蜜。
ワイルドフラワーの風味を広げ、独特な苦みがカカオと調和していきます。

ORANGE ＆ JUNIPER／オレンジ＆ジュニパーベリー

オレンジの精油に、ジュニパーベリーを使用したミルクチョコレートです。

ジュニパーベリーを聞き慣れない方も多いかと思います。
お酒のジンの香り付けとしても使われるスパイスなのです。

カカオ分54％のミルクチョコレート。

太くカットされたオレンジピールをコーティングしたオランジェットを食べたかのようなジューシーな味。
ジュニパーベリーの個性もしっかりしていて、まさにあのジンの香りが全体を包み込みます。

RASPBERRIES ＆ PINEAPPLE／ラズベリー ＆ パイナップル

カカオ分65％のダークチョコレート。

フレッシュで甘酸っぱい果実感のラズベリーに、トロピカルな甘さのパイナップル。
芳ばしいローストを施したカカオのシャープな苦み。
秀逸なバランスです。

STRAW BERRIES,CINNAMON ＆ CHILI／ストロベリー、シナモン＆チリペッパー

カカオ分65％のダークチョコレート。

程よいカカオの苦みに、ぎゅっと詰まったストロベリーの上品な甘さ。

そして、辛さよりも香りが重視されたトウガラシ。
トウガラシでありながら、香り自体が甘いタイプでして、ラズベリーと合わさった感じが非常に美しいです。

ようやく終盤でピリッとした刺激。
身体が少し火照った気がします。
寒い日に良いですね。

以上、フレーバー５種のご紹介でした。
素材の味がフレッシュなまま活きたビーントゥバーチョコレートです。
自信を持って皆さんにオススメします。