こんにちは！チョコレートくん（@chocokuncom）です。
ベネズエラ人夫婦アンドレ・ザクール氏と、サブリナ・トゥリロスさんによる
「アラショコラ」
パリの工房でカカオ豆からチョコレートを作られるお店です。
今回ご紹介する「チュンチョ70％」は、ペルー・クスコ産の希少品種”チュンチョ”のカカオを使用した１枚です。
ペルーといえば、ピウラ地方で採れる「ホワイトカカオ」が最高峰だといわれていますが、このチュンチョの出現によってその地位が危ぶまれているそうです。
ところが、チュンチョは、今のところ生産量が僅か。
カカオの木自体が少ないのと、さらにカカオの実が小さい。
豆の実物を頂きましたが、その豆もまた小さい。
アラショコラのように、ダイレクトトレードで農家が潤う仕組みで取引し、こだわりのチョコレートを作られるブランドに豆が供給されるのが願いです。
原材料は、カカオ豆、砂糖、カカオバター。
口へ含むと和栗のペーストの風味と牧草の香りから始まり、パインやキャラメルの甘み。
オイリーなテクスチャーからしなやかな口どけ。
ガナッシュを口の中で溶かしているかのようなミルク感。
クルミ香り、コクが増してソテーしたリンゴの香り、甘みが透明感ある蜂蜜に転化します。
見事な１枚！
