スウェーデンのビーントゥバー「スヴェンスカ・カカオブラゲ」
スウェーデンの
「Svenska Kakaobolaget/スヴェンスカ・カカオブラゲ」
南部のスコーネ地方 エステルレーンに工房を構え、
チョコレートマニアのウリカとフレドリックによって、準備期間を経て2015年に本格的にスタートしたビーントゥバーブランドです。
スウェーデンといえばミルクチョコレートが主流(めっちゃ甘い)なので、ダークチョコレート、しかもビーントゥバーのブランドが存在するのは意外でした。
スリランカ 70%
今回ご紹介する「スリランカ70%」は、スリランカの農園に直接足を運び契約したカカオ豆を使用。
まず、このチョコレートと出会ったとき、パッケージで「おや?」となりました。
三角形を敷きつめたアートなデザインもですが、どちらかというと手で触れた質感の方です。
マストブラザーズ!?
ヨーロッパでありながら、アメリカのクラフトチョコレートの影響を受けているじゃありませんか。
裏面の原材料表記を確認すると、案の定「追油」がありません。
重量は70g。
香りを嗅ぎます。
“きゅっと締まったカカオの香り”。
余韻が続くタイプではなく、前面インパクト型だと想像しながらいただきます。
刹那に感じる土壌やキノコの香りにデーツの酸を、後から追いかけるフルーティーさがかき消します。
レーズンの凝縮された甘み、レモングラスのきりっと爽やかな香り。
舌に触れた瞬間はマットな印象。
軽やかな食感で弾けると、サラサラ溶けてゆきます。
後半にいくにつれ、スパイシーな味わいに、黒鉛や大鋸屑のような香りを引き連れて広がる苦み。
緑のベジタブルな香り。カカオ豆がスリランカなだけに偶然なのか、セイロンティーのような香りが続きます。
ブランド名 | Svenska Kakaobolaget(スヴェンスカ・カカオブラゲ) |
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公式ページ | http://www.kakaobolaget.se/japan/ |
商品名 | スリランカ 70% |
内容量 | 70g |