こんにちは!チョコレートくん(@pyonkichi11011)です。
世界各国のカカオ農園から豆を仕入れてチョコレートを製造。
そして、有名パティシエに供給するフランスのクーベルチュールメーカー
「プラリュ」から「Carré de café lait/キャレ デカフェ レ」をご紹介します。
こちらはチョコレートではないそうです。
ココアの代わりにブラジル産のアラビカ種のデカフェの豆を粉砕し、カカオバターで固めた「食べるコーヒー」と呼ぶ新しいコンセプトの商品。

カカオバターを使っている時点で、これはどうとってもコーヒー味の”ホワイトチョコレート”です。
しかし、食べるコーヒーというくらいですから、油分の含有量が極端に少ないのかもしれません。
そうすると、ホワイトチョコレートの定義から外れてしまい、新しいカテゴリのタブレットとなります。
ちなみに、日本の規定ではカカオ分21%以上必要です。

ミルクを使わない”ノワール”バージョンもあります。
こちらはミルク使用なので、食べるカフェラテですね。

断面を見るとコーヒー豆の含有量の高さが分かります。
プラリュのチョコレートでは今までなかった結晶の粗さです。
タブレットを割ってみると、クラック音は全く響かず。
グニュっと柔らかいです。

実際に食べてみると、見た目とは反対に、ざらつきがありません。
なめらかなのが驚きです。
ある程度溶けると、ねっとり粘性を持ちます。
コーヒー豆はリファイナーで細かくして、カカオバターと一緒にコンチングにかけているのでしょう。
コーヒーが主役なら、ここはあえてざらつきを残しても面白いかもしれません。(そうすると耐久性が悪くなるかな)
ホワイトチョコレートの甘みがあるのに、同時にコーヒーの苦みもしっかりしてます。
コーヒー豆は外側は強く焼けてますが、中は浅い印象。高温短時間焙煎でしょうか。
豆の香ばしさと相まってキャラメルを思わせる味わいや、奥底にフルーティーな香りを感じます。
食べるコーヒー、板コーヒー、コーヒータブレット。
コンセプトが良いので、日本でもそのうち始める方が出てくると思います。
ブランド名 | プラリュ |
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公式ページ | http://www.chocolats-pralus.com/jp |
商品名 | キャレ デカフェ レ |
内容量 | 50g |