
明治は、化粧品メーカー「アルビオン」とコラボしてバレンタインシーズンに、カカオセラアミド入りチョコレートを販売しました。
商品名「meiji×ALBION CACAO DRIP」
写真のパッケージはアルビオン フィロソフィ店内で販売されていたものです。サロンデュショコラ東京ではギフトボックスのパッケージで販売されてました。

「meiji×ALBION CACAO DRIP」は、9枚入りで税込1,458円。この商品は、世界初のカカオ由来保湿成分「カカオグルコシルセラミド」(以下、カカオセラミド)と、カカオフラバノールエキスを配合した点が特徴です。明治がカカオの未活用部位から抽出したこの新素材を、アルビオンの美意識と組み合わせ、チョコレートという形で昇華させたものです。

この商品の最大の魅力は、「カカオと美容の融合」という斬新なコンセプトにあります。明治が推進する「ひらけ、カカオ。」プロジェクトの一環で、カカオハスクなどの未活用部位を活用し、新たな価値を生み出す試みです。
保湿成分として化粧品に使われる「カカオセラミド」と、健康面で様々な効果を期待できる「カカオフラバノール」を食べ物に取り入れることで、「内側からの美」を意識させる面白いアプローチになっています。ただし、チョコレートを食べて直接肌が潤うわけではないので、あくまでコンセプトとしての楽しさがメインですね。

明治の「CACAO STYLE」や「meiji CACAO BEauty Project」の一環として、「美」と「サステナビリティ」をテーマにしたモダンで洗練されたデザインが採用されているでしょう。アルビオンの化粧品らしいエレガントな要素も加わり、贈り物や自分へのご褒美としての満足度を高めそうです。

チョコレートは深いピンク色をしてますが、これはベリーなどを入れているわけではありません。カカオに含まれるアントシアニンの成分が関係してます。

パリッとして口溶けはスムーズに溶けていきます。原材料にはカカオのフルーツ「カカオパルプ」を粉末化したものが入っています。単なる甘さだけでなく、フルーティーなニュアンスが楽しめる設計となっています。さらにカカオフラバノールのライチのような果実感が後味までずっと心地よいおいしさを広げます。
原材料的にはホワイトチョコレートなのですが、味わっている感じがまるでフルーツ。ホワイトチョコレートにも「ブロンドチョコレート」のような新しいカテゴリが必要かもしれません。

味だけでなく「美しさ」や「洗練された体験」を意識した仕上がりで満足。来年も再販されたらぜひ!
明治「カカオボーテ」セラミド配合チョコレート
↑カカオセラミド入りチョコレート。