
「リンツ ドバイスタイルチョコレート タブレット」は、スイスのチョコレートブランド「リンツ」が2025年3月21日から日本で2万枚限定で発売を開始した話題の新商品です。このチョコレートは、すでにヨーロッパで先行販売され、発売日に行列ができ、数日で完売するほどの人気を博しました。
発売日に速攻いただいたのでご紹介します。
目次
ドバイチョコレートとは?

まずこちらのチョコレートをご紹介する前に「ドバイチョコレート」とは何?からご説明しなければなりません。
ドバイチョコレートとは、アラブ首長国連邦のドバイで生まれたスイーツで、ミルクチョコレートにピスタチオクリームと「カダイフ(kadaif)」と呼ばれる中東の伝統的な細い乾麺を組み合わせたものです。
2023年頃からSNS、特にTikTokやYouTubeでインフルエンサーがASMR動画としてその独特の咀嚼音や見た目を紹介したことで世界的に注目され、2024年には韓国や日本を含む多くの国でブームとなりました。元々はドバイで手作りされ、現地でしか手に入らない高級品でしたが、その人気を受けて他国でも似たスタイルの商品が作られるようになり、「ドバイチョコレート」という名前が一般的に広まりました。
日本でドバイチョコレートは流行っているのか?

日本でドバイチョコレートがブームだと言われているとはいえ、私はバレンタインシーズンに百貨店でチョコレートを購入する層の間ではあまり盛り上がっていないように感じました。なぜなら一流ショコラティエが作るドバイチョコレートがまだ存在していなかったからです。そこを高級チョコレートブランドであるリンツが先駆けたところに私はすごく興味を持ちました。
リンツ ドバイスタイルチョコレートをいただく

タブレットの重量が145gでずっしり重量があります。ツヤツヤな光沢感が手で割る前の期待を高めてくれます。

リンツ ドバイスタイルチョコレートの最大の特徴は、45%ものピスタチオを使用している点です。見てください、鮮やかなグリーンを。濃厚なピスタチオペーストの深いコクが口の中いっぱいに広がるのは幸せのひととき。なめらかな優しい甘みのミルクチョコレートと綺麗に相まっていきます。さらに、カダイフの香ばしい食感がアクセントに。

商品名が「ドバイチョコレート」ではなく「ドバイスタイル」というところがなぜだろうと思っていたのですが、味わってみると納得。ドバイチョコレートの食材の組み合わせを元に、リンツの製法がしっかり生かされています。リンツは「コンチング」というチョコレートをなめらかにする技術を開発したブランドとして知られています。この「ドバイスタイル」の口どけの良さに感銘を受けるでしょう。想像以上に素晴らしい完成度でした。

このチョコレートは「濃厚さ」「滑らかさ」「食感のコントラスト」が三位一体となった贅沢な体験を提供してくれました。特に冷やして食べると、カダイフの食感の違いがより際立ち、夏場でも楽しめる爽やかな印象になりそう。

公式オンラインショップでは既に完売だそうです。私は発売日当日にリンツ表参道本店に伺いました。やはり話題の新商品なので平日の午前中とはいえ、商品の周りに人だかりがあったのが印象的でした。
追記:再販情報
リンツのドバイスタイルチョコレートが再販されるとのことです。
■4月15日(火) 朝9時~ オンラインショップ本店 限定 ※限定1人5枚 再販売
■4月30日(水) オンラインショップ本店、直営店 (アウトレット店含む) 再販売
追記2:リンツ ドバイスタイルチョコレートにプラリネ&バータイプが新登場!
リンツの「ドバイスタイルチョコレート」からプラリネ&バーの新作が登場(実食)
ブランド名:リンツ
商品名:リンツ ドバイスタイルチョコレート
価格:2,900円(税込)
販売数:2万枚※初回販売予定数量
販売期間:3月21日(金)〜※なくなり次第終了
販売店舗:リンツ ショコラ ブティック、ショコラ ブティック&カフェ、オンラインショップ(本店のみ)アウトレット店を除く
販売制限:お一人様5枚まで