YOIYO 酒ガナッシュ〈黒龍酒造 貴醸酒〉を実食

YOIYO 酒ガナッシュ〈黒龍酒造 貴醸酒〉が10月21日（火）よりロッテグループ公式オンラインモールで発売されます。日本酒の余韻がとけ込む大人のチョコ。香り、舌ざわり、後味まで、上質な時間を描写します。

YOIYO 酒ガナッシュ〈黒龍酒造 貴醸酒〉とは？

“良い宵”という名の通り、YOIYOは夜の時間を少しだけ贅沢に変えてくれます。今回は、福井の名蔵「黒龍酒造」とコラボした貴醸酒のガナッシュ。「酒で仕込む酒」と呼ばれる貴醸酒をチョコに閉じ込める——そんな挑戦に、どうしても惹かれてしまいました。封を開ける前から、穏やかな緊張感と期待が高まります。

YOIYOシリーズとは？

YOIYOはロッテが手がける“クラフト酒とチョコのマリアージュ”をテーマにしたシリーズ。今回のコラボ相手は、177年の歴史をもつ黒龍酒造。伝統的な貴醸酒を使用し、ミルクチョコレートにその芳醇な香りを溶け込ませています。オンライン限定で発売された本作は、“大人がゆっくりと味わう一粒”をコンセプトにしています。チョコ好きだけでなく、日本酒を嗜む方の心にも届く一本です。

パッケージ

箱を手に取ると、深いブルーに金のアクセント。貴醸酒の控えめな光沢があり、和とモダンの境界線をなぞるような上品さがあります。ギフトにもふさわしい風格。開ける前から、特別な一夜を予感させる装いです。

開封

やわらかく甘いカカオの香りの奥から、清酒のような透明感のある香りがふわりと立ちのぼります。ひと粒の大きさは指先にすっと収まるほど。艶やかな表面が美しく、光を受けて淡く輝きます。鼻を近づけると、ミルクチョコのやさしさに混ざって、どこか果実のような酸が潜んでいる。それだけで、ひと口目の想像が膨らみます。

実食

口に含んだ瞬間、ミルクチョコが静かに溶け出し、貴醸酒の香りがほどけるように広がります。最初はやわらかい甘み。次に、ほんのりと酸を帯びた酒のニュアンスが舌を撫で、奥行きを生みます。時間とともにカカオの苦味が立ち上がり、香りはまるで熟した果実酒のように変化。

飲み込むころには、喉の奥に日本酒特有の旨みとコクが残り、静かな余韻が長く続きます。甘さが引いて、また戻るような波。このリズムが、まるで夜の会話の間のように心地よく、もう一粒、もう一度と誘います。

まとめ

一般的な洋酒チョコとはまったく異なる“和の深み”があります。バッカスやラミーが香りで引っ張るタイプだとすれば、こちらは“静かに染みていく”タイプ。香りの立ち方、余韻の伸び、どれも繊細で、日本酒がチョコを引き立てるバランスが見事です。お酒好きの方はもちろん、リラックスしたい夜のデザートタイムにもぴったり。

監修者紹介：中田英寿氏とYOIYOの関係

YOIYO 酒ガナッシュ〈黒龍酒造 貴醸酒〉の監修を務めるのは、元サッカー日本代表の中田英寿氏。引退後、日本全国の酒蔵を巡り、日本酒の文化と職人の技を伝える活動を続けてきた人物です。その経験を生かし、自ら立ち上げた「JAPAN CRAFT SAKE COMPANY」を通じて、クラフト酒の魅力を国内外へ発信しています。

ロッテと中田氏の出会いは、“日本の酒とチョコレートを融合させたい”という共通の想いから。YOIYOでは、彼が厳選した酒蔵・蒸溜所とのコラボレーションを実現し、その香りや味わいの特性を最大限に引き出すレシピ監修を担当しています。

チョコレートの甘みと日本酒の旨みをどう重ねるか——。日本文化を知り尽くした中田氏ならではの感性が、この繊細なバランスに息づいています。「酒を味わうように、チョコを楽しむ。」YOIYOが提案するこの新しい嗜み方の根底には、中田英寿氏の“日本のものづくりを次世代へつなぐ”という信念が流れています。

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