【実食】ハーゲンダッツ バー『ザッハトルテ』——濃密チョコと杏の余韻が響く、大人のデザートアイス

冬限定のご褒美、ザッハトルテがハーゲンダッツから登場

チョコレート好きにはたまらない季節がやってきました。この冬、ハーゲンダッツから登場したのは、ウィーンの銘菓をアイスで表現したバータイプの『ザッハトルテ』が11月4日(火)より発売されます。

「アイスでザッハトルテ?」と思わず手を伸ばしたくなるその響き。ひと口で、チョコレートの深みとアプリコットの酸味がどう溶け合うのか——期待が高まります。

商品概要:ハーゲンダッツならではの再構築

『ハーゲンダッツ バー ザッハトルテ』は、ハーゲンダッツ ジャパンが手がけるシリーズの中でも特に人気の高い“ケーキモチーフバー”の最新作です。

チョコレートコーティングの中には、チョコレートアイスクリームとアプリコットソース。濃厚でありながら、どこか洋菓子の余韻を残す仕立てになっています。価格は希望小売価格351円(税込)。

パッケージ:深みのあるブラウンに、静かな高級感

外箱は、濃いチョコブラウンを基調に、金色の文字で“SACHIRTORTE”の文字が。ウィーン菓子の格式を思わせるクラシカルな印象で高級感があります。艶を抑えた紙質も上品で、「開ける前から特別な時間が始まる」——そんな予感を抱かせます。

開封の瞬間:香り立つカカオとほのかな果実の気配

袋を開けた瞬間、ふわりと広がるのは、濃密なカカオの香り。

バータイプながらも、ひとつの“デザート”としての完成度を感じさせます。表面は滑らかなチョコレートコーティングで、光の加減でほんのり艶めく質感。サイズは手に収まりやすく、最後までチョコレートの香りを逃さず楽しめそうです。

実食レビュー:ひと口で感じる、重厚と軽やかの共演

最初のひと口は、チョコレートコーティングの“パキッ”という音から。すぐに内側のアイスがゆるやかに溶け出し、カカオのコクが舌の上を覆います。

甘さは一瞬、濃厚に広がりますが、そのあとに杏ソースの酸味がすっと走り、重たさをきれいに切り取っていきます。香りに深いトーンがありますが、ラム酒などのお酒は不使用です。幅広い方が楽しめます。

飲み込むころには、ほのかな果実の余韻とともに、ビターチョコの苦みが静かに残ります。この“甘さが引いてから戻るような感覚”が、まさにザッハトルテの再現。冷たいのに、どこか温かさを感じる——そんな矛盾が心地よい一品です。

総評:本格派チョコスイーツとしての完成度

他のハーゲンダッツバー(キャラメルパーティーやショコラベリー)と比べると、このザッハトルテは「華やかさよりも深み」。派手さはないのに、ひと口ごとに満足度が高く、食べ終えたあともしばらく余韻が残ります。とくにカカオ香を重視する大人のチョコレート好きには響くはず。午後のコーヒーや、夜の小さなデザートタイムにもぴったりです。“静かな贅沢感”が魅力です。

詳細情報

商品名:ハーゲンダッツ バー ザッハトルテ
メーカー:ハーゲンダッツ ジャパン株式会社
発売日:2025年11月4日(火)
価格:351円(税込)
内容量:80ml
カロリー:約270kcal
販売場所:全国のコンビニ・スーパーなど

まとめ

アイスでここまで“ケーキの余韻”を再現できるのは、やはりハーゲンダッツ。
チョコレートの深み、杏の酸味、香りの余白——どれもが大人の甘さとして心地よく響きます。
冬の夜、ゆっくり味わいたい一本です。