こんにちは!チョコレートくん(@chocokuncom)です。
ショコラ界の奇才
「PATRICK ROGER/パトリック ロジェ」のショコラをご紹介します。
チョコレートのオススメと、最後にお取り寄せ方法もご紹介します。
目次
PATRICK ROGER(パトリック ロジェ)とは?
パトリック・ロジェは、2000年にM.O.F(フランス国家最優秀職人章)と取得し、サロンデュショコラのC.C.C.(Club des Croqueurs de Chocolat)でも存在感を発揮し、2018年のルレ・デセールの表彰ではベストショコラティエ選ばれるなど数々の受賞歴を持つショコラティエです。
実は私自身が思う、世界で最も好きなショコラティエでもあります。ショコラのクオリティーが圧倒的なのです。
半球のショコラには細部に至るまで技が詰まっている
まずはアマゾン、ミストラルの2種ショコラアソートをいただきます。パッケージを開封して、スフェールが破損しないようにプラ板で固定されてます。
いつまで見ていても飽きません。
吸い込まれるような綺麗な半球です。
半球型のショコラは他店でも珍しくなくなりましたが、2000年始めくらいはパトリックロジェくらいしか見かけませんでした。あと、形を真似ることができても、作り込みの細部まではマネできません。例えば「限界まで研ぎ澄ましたコーティングの薄さ」です。
半球のショコラは、パトリックロジェの代表作とも言えるボンボンショコラなのです。特にアマゾン。
Amazone/アマゾン
ライムを効かせたキャラメルのショコラ「アマゾン」です。
ナイフでうまく切れない、、、それは、アマゾンのコーティングがとてつもなく薄いことを意味しています。
繊細で素晴らしいです。ここまでの極薄なドームは滅多にお目にかかれなく、割れた刹那の間にとろ〜りとしたライムキャラメルが溢れ出る感じがたまりません。巨峰やシャインマスカットを皮ごと食べた時のような、果汁が弾けるシーンが浮かびます。
そして、口腔内に隙間なく広がるフレッシュなライム。
酸味が鋭く切れ上がります。ライムがおとなしくなると、チョコレートの苦味がほんのりと残り後を引く美味しさ。相変わらず秀逸です。
MISTRAL/ミストラル
オレンジに輝く「ミストラル」は、無塩バターで作ったはちみつ風味のキャラメルにほのかにサレを効かせたショコラです。
繊細な半球が割れると、溢れ出すキャラメル。
バターの美味しさを感じた瞬間にパッと広がる濃厚なはちみつの風味。
身体に染み込むように優しく、みるみるうちに消えてなくなります。
こちらもハチミツの甘みがおとなしくなると、チョコレートの心地よい苦味が現れます。
プラリネの魔術師、香り豊かの次元が違う
パトリックロジェといえば、プラリネの魔術師とも言われています。香り豊かなプラリネは他店でも数多く存在しますが、ロジェの場合は”香り豊かの次元が違うのです”。
プラリネの1つ、アーモンドのプラリネ&フィアンティヌをミルクチョコレートでコーティングしたDESIRをご紹介。香ばしいアーモンド、フィアンティーヌのカリカリした食感が美味しい。噛めば噛む程、香ばしい香りが広がります。
パトリックロジェ。 pic.twitter.com/7ZvNjOocSJ
— チョコレートくん®︎ (@pyonkichi11011) February 19, 2021
圧倒的なクオリティーの高さ。あと、今回ご紹介できなかったもので「アマンドショコラ」もオススメです。アマンドショコラを作るだけのため、わざわざアーモンドの畑を買い取って自家農園で行うほどのこだわり。
パトリック・ロジェお取り寄せ方法
最後にパトリック・ロジェのお取り寄せ方法についてご紹介します。日本にいながらも、パリから直送便に届きます。
こちらのサイトからです。
ボンボンショコラは鮮度が命です。当然ながら、バレンタインの時期に百貨店で購入するものよりも、サイトから個人空輸した方がフレッシュなものが届きます。ただし、とても繊細なショコラを作られているので、破損などのリスクは大目にみましょう。
ブランド名 | PATRICKROGER(パトリックロジェ) |
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公式ページ | http://boutique.patrickroger.com/ |
原産国 | フランス |