こんにちは!チョコレート探検家のチョコレートくん(@pyonkichi11011)です。
フィリピンのビーントゥバーチョコレート 「THEO&PHILO/テオ&フィロ」のご紹介です。
フィリピンといえば、カカオが生育される産地。こちら、フィリピン ダバオで採れたカカオ豆で、チョコレートの製造までフィリピンで行う、完全なメイド イン フィリピンのチョコレートなのです。
まず、今回ご紹介する2枚のうち1枚目は、
65% DARK CHOCOLATE WITH CALAMANSI
カカオ分65%のハイカカオミルクチョコレートにドライにした「カラマンシ」を練り込んだタブレットです。
カラマンシとは東南アジアに生育される柑橘の一種で美容と健康に良いとされるフルーツ。特にフィリピンで消費されることが多く、皮ごと絞ったジュースが人気が高いそうです。
序盤では甘さを持たせたおとなしめなカカオ。そこからカラマンシの柑橘香と、甘みが勢い良く広がります。
セミドライな食感に、口どけはそこまで良好ではないものの、それが逆にカラマンシのネチっとした食感と組み合わさってなんとも言えなくクセにさせるテクスチャーです。噛めば噛む程、何段階にも勢いを増す爽やかな味わい。
口腔内で溶けたチョコレートによる程よいカカオ苦みと、カラマンシの奥底にある苦み同士が強調しあって素晴らしいバランスが作り出されます。
チョコレートなのに、柑橘類をそのまま食べ終えたかのようなアフターの持続にも満足です。
テイスティング2枚目は挽いたコーヒー豆を、
MILK CHOCOLATE WITH BARAKO COFFEE
ミルクチョコレートと合わせたタブレットです。
カカオが生育する環境ならば、同じく熱帯のフルーツであるコーヒーも生育します。
コーヒー豆は、フィリピン産 リベリカ種「バラココーヒー」を使用。 私も浅めのバラココーヒーを何度か飲んだことがあります。酸味が少なく、苦みも強いわけではないのに、どこか男性的な印象。香りが独特で鉛筆の黒煙のようなユニークな感じは忘れません。
ミルクチョコレートと合わせたことで、序盤ではカプチーノのようなまろやかな味わい。溶かし込むに連れて、コーヒー豆の香りが穏やかに広がります。
先ほどのカラマンシよりも、食感がソフトであり、溶け方もスムーズです。
コーヒー系のチョコレートと言えば、ガツンとした苦み強調型が多い中、こちらは序盤から終盤までまろやかで上品さを保ったレアなタイプ。
カカオ生産国発のチョコレートブランドが自国のカカオを使って作りあげるチョコレートにも注目です。
ブランド名 | THEO&PHILO/テオ&フィロ |
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公式ページ | http://www.theoandphilo.com/ |
商品名 | 65% DARK CHOCOLATE WITH CALAMANSI
MILK CHOCOLATE WITH BARAKO COFFEE |
内容量 | 38g |