こんにちは!チョコレートくん(@chocokuncom)です。
ボニュのパティシエの内山さんが独立して立ち上げたお店
「おかしやうっちー」に伺いました。
お店は北参道駅から徒歩5分くらい。
2019年9月4日にオープンしたばかりなので、夕方ごろになると完売の商品が多いです。あらかじめ購入するものが決まっていたら予約しましょう。
このチョコレートの選定はカカオ沼にハマっている方に響きますね。 pic.twitter.com/VpV9TIEEZt
— チョコレートくん (@pyonkichi11011) September 20, 2019
今回の目的はこの「水チョコ4種」。水チョコはボニュの看板商品でもあります。
生チョコを作るときに通常は溶かしたチョコレートに対して生クリームを合わせます。それに対して、水チョコは生クリームの代わりに水を使います。
水を使う理由は、カカオが本来持っている味や香りを生チョコでシンプルに生かすためです。その目的なら生クリームの風味やコクが邪魔になります。そこで味を邪魔しない水を使うのです。
水かミルクかどっちが正しいかではなく、そもそもが作りたい味の方向性が違うのです。
賞味期限は3日間ですが、当日頂くのが最も美味しいそうです。生菓子のようですね。
生チョコは4種類。それぞれ使用しているチョコレートが違います。この豪華なラインナップはカカオ沼にハマっている方々を惹きつけます。
水チョコなので、溶けやすいです。そこでピックの代わりにスープンが同封されていました。
ドモーリ
最も「繊細」という言葉がふさわしいです。優しい味わいの中にカカオの芳醇な香りとコク。胃に入っても香りが上がっていきます。個人的に一番これが好き。
パカリ
ペルーのホワイトカカオ使用。チョコレートとは思えない華やかな果実のような風味。お酢のような渋みがあり、後味にミルクキャラメルのようなコク。やはりペルーのホワイトカカオの中ではPACARIが軍を抜いている。
アマゾンカカオ
甘みと苦味が何度も往復しながら味が進んでいきます。ワイルドで力強いカカオに、ヨーグルトのような酸味。
エクアドルカカオ
ヨロイヅカさんのカカオが最も面白かったです。ローズ、すみれの香り。チョコレートをテイスティングするときは、カカオを食べ物の香りに例えます。そこで食べる人によって多様な答えが出てくるのもテイスティングの醍醐味なのです。ところが、この生チョコは食べた方の大半が「花」だと答えが出てきそう。
まとめ
それぞれの個性が引き出されていて素晴らしかったです。
水チョコを食べてみて思ったことがあります。
タブレットをテイスティングするときは
①口に含んんだ瞬間
②溶けた状態
③喉を通過した状態
①〜③でカカオから出てくる香味が変わります。
水チョコだと、既にチョコレートに水分が溶け込んでいいるので、口に含んだ瞬間から①と②の味や香りが同時に出てきます。
カカオをシンプルに生かすという意味でタブレットよりも優れているポイントもあると新しい発見ができました。
お菓子やうっちーのピスタチオゼリー。これぞ飲む濃厚ピスタチオッ! pic.twitter.com/xuAx3CcTNw
— チョコレートくん (@pyonkichi11011) November 5, 2020
うっちーはいいぞ
— チョコレートくん (@pyonkichi11011) November 5, 2020
ブランド名 | おかしやうっちー |
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公式ページ | https://www.okashiya-ucchi.com/ |
商品名 | 水チョコ4種 |
価格 | 2400円(税込) |
内容量 | 8個(4種×2) |
最寄駅 | 北参道 |