こんにちは!チョコレートくん(@chocokuncom)です。
「デパ地下や専門店の美味しいチョコレートにハマった」「市販のチョコレートよりも何倍も高価だからこそ、もっと価値が分かるようになりたい」など、チョコレートの魅力を知ったばかりの初心者の方に向けてオススメの書籍をご紹介します。
チョコレートに限らず「食」は情報によって美味しさが変わります。商品説明で「クリオロ種のカカオ豆を使用のチョコレート」と表記があったとします。クリオロ種はどれだけ希少なのか?その背景を知らなければ、美味しくても1500円以上する板チョコに納得できないでしょう。
チョコレートブームで近年様々な書籍が発行されてますが、全て読む必要はありません。何冊も読んでいくと、内容がダブっていたりします。チョコレートを深く楽しむためだけを目的とするならご紹介する書籍だけで充分です。
- 広く浅く知識を身につける
- 簡潔で分かりやすい
チョコレート初心者に優しい本のみを厳選しました。
幅広いチョコレートの知識を網羅
チョコレート検定の公式テキストですが、検定を受けない方にもオススメします。
専門書にありがちな難しい表現も一切ありません。写真や図もたくさん入っていてカカオの産地のこと、カカオ豆からチョコレートの製造過程、歴史、健康効果などスラスラ頭の中に入っていきます。
最初に手にすべきチョコレートの本はコレです。
チョコレートの原点であるカカオの奥深い世界
元ロッテ、現在は東京・蔵前にチョコレートと珈琲の専門店を営んでいる蕪木さんの本。
本の内容はカカオの産地のこと、チョコレート製造過程にフォーカスを当ててます。カカオ農園に旅しているような感覚になり、普段何気なく食べるチョコレートの原点、その魅力に惹き込まれます。
チョコレートの歴史や楽しみ方(食べ方)についても軽く触れてくれてます。
最高のチョコレートと出会うための道標に
常に上質なチョコレートを追求するチョコレート鑑定クロエ ドゥートレ・ルーセルさんの本。
本物のチョコレート「ファインチョコレート」とは何かをクロエさんの経験とともに語られてます。ファインチョコレートの定義は、カカオパーセンテージが高い、植物性油脂が使われていない、そのような浅い話ではなく、もっと深い意味。「上質なカカオ豆が生産され、豆のポテンシャルがチョコレートで活かされているか?」。市販のチョコレートはもちろん、残念ながら専門店のチョコレートでもごく少数です。
良いチョコレートの見極め方、テイスティング方法が書かれた書籍はあまり出回っていません。最高のチョコレートを追い求めたい方にオススメしたい1冊です。
興味もった方は、上から順に読んでいくとチョコレートの理解が深まります。