ビーントゥバースイーツ専門店「カカオロジー」大倉山ファクトリー＆カフェ

こんにちは！チョコレートくん（@chocokuncom）です。

ビーントゥバーチョコレート専門店「カカオロジー」の実店舗がオープンしました。場所は神奈川県の「大倉山駅」から徒歩12分の場所にあります。

実は私、初めて大倉山駅に降りました。カカオロジーに向かう１本道に、カフェやパティスリーなど面白そうなお店がたくさんありました。何軒かハシゴしながら、大倉山の街を楽しむのもアリですね。

カカオロジー大倉山 ファクトリー＆カフェ

カカオロジーのブランド自体は、去年の10月からあります。今まではオンラインショップや催事販売でビーントゥバーのチョコレートを使用したプリン「カカオクリュ」シリーズのみを販売していました。

なぜチョコレートプリンなのか？

シェフの宮根さんは、なめらかプリンで有名な「パステル」で商品開発責任者をやっていました。カカオクリュは、そこで培ったスキルとビーントゥバーのチョコレートを生かした商品なのです。

Bean to Barブランド「カカオロジー」の濃厚カカオスイーツ

店内

工房のみだった店舗にカフェスペースが加わり「カカオロジー 大倉山 カフェ＆ファクトリー」として2022年7月16日にオープンしました。

シンプルでスッキリした空間。こちらの店舗は、パン屋さんの居抜きだそうです。横浜エリアで探していたところ、こちらの物件に行き着いたそうです。

ガラス張りで工房の様子が見えるのがイイ。運が良ければ、スイーツを作っているシーンが眺められるかも。

カカオの産地の地図に、カカオ豆からチョコレートが作られる製造工程が学べるレイアウト。

ショコラミーツ

ビーントゥバーチョコレートブランド「ショコラミーツ」です。アートなパッケージで、カカオの産地別のラインナップが特徴。売上の一部はカカオ農園や、パッケージのデザイナーさんに還元されます。

カカオロジーのスイーツには、こちらのチョコレートが原材料として使われます。

新たなお菓子

今までは、チョコレートプリン「カカオクリュ」のみの販売でしたが、実店舗ができたことで様々なお菓子作りにチャレンジされてます。その１つがカヌレ。

生地がしっかり詰まっています。ラムの香りが上品で力強く、私のお気に入りです。

焼き菓子もいろいろ。

ショーケースには、定番のカカオクリュや、チョコレートのロールケーキ、エクレアなどがありました。

私の前に常連となったマダムらしきお客さんが、たくさん購入されてました。スタッフの方の対応が明るく、丁寧で、満足されていたよう。お店が地元に根付くのも早そうです。

イートインはカウンターが６席。

長時間ゆっくりと休憩するというよりは、チョコレートスイーツに集中するためのレイアウト。

チョコレートスイーツ

イートインメニューは、店内の焼き菓子やカカオクリュなどが味わえます。

私はイートイン限定の「密出しカカオクリュ」と「エクレア de カカオクリュ」を注文しました。

暑い季節ですし、特に自宅が遠い方は、保冷剤必須でテイクアウトしづらいものをイートインで楽しみ、カヌレなどの焼き菓子をテイクアウトするのが良いかと思います。

密出しカカオクリュ

カカオクリュをイートイン用にアレンジしたメニュー。プリン本体もカカオクリュと同じ配合です。

カカオクリュと一番大きな違いは？

鮮度です。

カカオクリュはオンライン販売をするために作られているので、冷凍保管されています。イートイン限定の蜜出しカカオクリュは、冷蔵で賞味期限がその日限りとなります。そのため工房で作りたてのものが提供されます。

カカオのビターな味わいに、バニラの甘い香りがふわっと広がる。表層にかかったチョコレートソースは甘めで、ビターなプリン本体と相まって、味わいに立体感が生まれます。時間差でフルーティーな酸味が現れて、マダガスカル産カカオの特徴が生かされています。

食感はクレームショコラのようななめらかな舌触りに、パリッとしたチョコレートや、カリカリしたのカカオニブがアクセントとなります。

エクレア de カカオクリュ

しっとりしながらもハードな食感のエクレア皮。深く焼き上げれており、トッピングのヘーゼルナッツと相まって香ばしい香りが広がります。そして、濃厚なチョコレートのクリームを引き立ててくれる。

セットで注文したアイスティーを後に飲むと、口の中に残ったチョコレートの味わいが、茶葉と爽やかなレモンで包み込んでスッキリ心地よい気分になります。夏に濃厚なチョコレートスイーツを味わう上で、最高のペアリングでした。