
明治の「生のとき しっとりミルク」が、全国で手に取りやすくなりました。初期は限られた地域でしか見かけず、見つけた人だけが持ち帰るような存在でしたが、いまは全国発売。
棚の前で足を止めさせるのは、派手なフレーバーでも濃厚アピールでもなく、まず食感です。板チョコみたいにパキッと終わらず、生チョコみたいにスッと消えない。口の中でゆっくりほどけて、最後にねっとりが残る。この“遅さ”が、味の印象まで落ち着かせてくる感じがします。
目次
明治独自の“生ねり製法”で生まれた新領域
混ぜるのではなく、練る。舌の上で“形がほどける”

「生のとき」は明治独自の特許製法「生ねり製法」で作られています。普通のチョコが“混ぜて整える”イメージだとしたら、こちらは“練って密度を作る”感じ。食べる側に伝わるのは、口どけの良さというより、じわじわほどけていく粘度です。
そして面白いのが、表示上は「チョコレート」ではなく「菓子」になっている点。水分量の関係で、チョコレートと生チョコの中間のような領域にいるからこそ、あのしっとり感とねっとり感が成立している、という理解がいちばん腑に落ちます。
パッケージが変わった。金色の「生」が、主張じゃなく“合図”になった

全国発売に合わせてパッケージも新しくなりました。「生のとき」の文字は金色で中央へ。以前の“ひっそり感”から、少しだけ華やかさが足されて、店頭で見つけやすくなった印象です。
実食。噛む前から始まる、“溶けの遅さ”がクセになる
開封した瞬間、香りは静か。ホットミルクにチョコを落とした湯気みたい

袋を開けた瞬間の香りは、カカオの鋭さよりミルク寄り。強い香料で押してくる感じではなく、温度のある甘さがふわっと立ち上がります。ここで「生チョコっぽい」と思わせるのに、次の瞬間、その予想を少しずらしてくるのが上手い。
口に含むと、“砕けない”。ほどける。そこからねっとりして、やっと満足する

舌に乗せた瞬間から、表面がゆるやかに崩れていきます。板チョコみたいに「パキッ」では終わらない。生チョコみたいに「すぐ消える」でもない。ほどけながら、じわじわ粘度が増して、最後にねっとりしてくる。
この食感が、個人的にいちばん刺さりました。噛まなくても進むのに、食べた感はしっかり残る。カカオとミルクのコク深さが上品に広がります。甘さも重たすぎず、口の中に余白ができるタイプの甘みです。
温度で性格が変わる。冷やすと輪郭、常温だと“ねっとり”、ミルクと合わせると別物

このお菓子は温度でキャラが変わります。冷蔵庫で少し冷やすと輪郭が出て、溶けが遅くなったぶん“しっとり”が強調されます。冷凍までいくと、かすかにシャリッとした崩れが入って、ねっとりにアクセントが足される。

個人的に好きなのはホットミルクと合わせる食べ方。ひと口含んでから温かいミルクを流し込むと、口の中で小さなホットチョコが完成します。甘さが立つというより、香りが丸く広がる感じで、「生のとき」がいちばん“生きる”気がしました。
どこで買える? いまは全国発売。コンビニ・スーパーで探しやすい

「生のとき しっとりミルク」は、2026年1月13日から全国発売になりました。コンビニ、スーパー、ドラッグストアなど、日常の売り場で出会える確率が上がっています。










商品名: 生のときしっとりミルク
内容量: 4枚入り(個包装)
価格: オープンプライス