チョコレート探検家のチョコレートくんです。
ケンズカフェ東京の「特撰ガトーショコラ」は必ず食べるべし。
ガトーショコラ最高峰と言われながらも、味の追求は終わりません。実は最近ガトーショコラに使う原料のチョコレートをヴァローナ社のものからイタリアのドモーリ社のものへと変更しました。
ドモーリ社のクーベルチュールを使用する事になったのか?味はどう変わったのか?当記事でご紹介いたします。その前にまずはケンズカフェ東京のことから。
1998年にイタリアンカフェレストランとしてお店をオープン
ケンズカフェで取り合う商品は、1本3000円のガトーショコラのみ。ガトーショコラ専門店になったのは、2008年で今から6年前のこと。それ以前の10年間はケンズカフェはイタリアンカフェレストランとして営業していたのです。
氏家健治氏のあだ名は『健ちゃん』⇒『ケンちゃん』。当時少しづつ流行りだした『カフェ』を組み合わせて『ケンズカフェ東京』と店名を決めてがOPENしました。
美味しいからそのガトーショコラをもって帰りたいんだけど!
当時のケンズカフェのガトーショコラはというと、イタリアンのコースの最後のデザートとして提供されました。
ところが、ガトーショコラが美味しいから家に持って帰りたいと言うお客さんのニーズがあったのです。その日のうちに焼き上がった新鮮なガトーショコラをお客様に出す!と信念があったので初めは断っていました。しかし、あまりにも美味しいから持って帰りたいというお客さんがたくさんいたので仕方なく応じるようになったわけです。
ケンズカフェOPEN当初から使用していたチョコレートの素材は、ヴァローナのクーベルチュール。最近ではパティスリーのケーキでヴァローナを使うお店が増えてきましたが、当時はここまで素材にこだわっているところはごく僅かです。
新たにガトーショコラの地方配送のニーズが生まれて、ケンズカフェのホームページからガトーショコラが購入できるようになりました。もちろんその日に焼き上げたガトーショコラを出荷します。
現在では、配送システムで購入される方が7割、直接お店に来店して購入される方が3割だそうです。
厨房覗いてみる?
チョコレートくん『え?いいんすか?、じゃ失礼します』
氏家さん『ここでガトーショコラ焼くんだよ。一度にあまり本数を焼けないんだよねぇ。こちらが焼きあがったガトーショコラ!』
チョコレートくん『いい香りですね』
氏家さん『完成したガトーショコラは、一度ちゃんと冷ましてから箱詰めして常温に設定してあるチョコレートセラーに保存するんだよ』
チョコレート『なるほど、それで来店したお客さんに本数を聞いて、即お渡しできるわけですね。初めて来店したときにガトーショコラを一瞬で渡されて30秒で会計も終えて正直戸惑いました(笑)』
氏家シェフ『あまり作り置きしないで、来店されるお客様に常に新鮮なガトーショコラを渡せるようにしているんだ』
チョコレートくん『こちらは?』
氏家さん『うちで新しく使い始めた、ガトーショコラの材料に使うドモーリ社のクーベルチュール『KEN’Sオリジナルブレンドだよ』
氏家さん『ドモーリ社が、オリジナルクーベルチュールをわざわざ作って売ってくれるのは、世界でも、うちだけなんだよ』
チョコレートくん「それ、めちゃ凄いじゃすか!?」
チョコレートくん『あっ、実は気になっていたんですが、何故ヴァローナ社のものからドモーリ社のものに変えたんですか?』
日本一のガトーショコラと世間から認知されても、常に味のレベルを高めていくのが氏家さんのガトーショコラに対する信念。OPEN当初から、ヴァローナのクーベルチュールを16年間使用していたときも、ヴァローナのブランドの中で何度の質の高いものに種類を変えていきました。
さらに美味しいガトーショコラをつく為に質の高いクーベルチュールを探した結果、ヴァローナでは限界を感じたそうです。
1本8000円の「超特撰ガトーショコラ」を数量限定で販売していたときに、ドモーリ社のチョコレート「チュアオ」を使用していました。それがキッカケでドモーリの創業者ジャンルーカ・フラゾーニ氏と知り合い、ケンズカフェだけのオリジナルブレンドのクーベルチュールを作ってもらうことになったそうです。
っというのが、ケンズカフェがガトーショコラのクーベルチュールをドモーリ社のものに変えた理由ですね。美味しさの追求ですよ!
次の記事で特撰ガトーショコラ実食します。
ブランド名 | ケンズカフェ東京 |
公式ページ | http://www.kenscafe.jp/index.html |
商品名 | 特撰ガトーショコラ |
価格 | ¥3000(税込) |
内容量 | 280g |
購入手段 | 店頭でのみ |
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