フランス「ヴァローナ社」のミルクチョコレートを全種類比較してみた

ヴァローナ「ミルクチョコレートバー 4種」

どうも！チョコレート探検家のチョコレートくん（@pyonkichi11011）です。

1922年創業のフランス老舗のチョコレートブランド「ヴァローナ社」。世界中に品質の高いカカオを生産する契約農園を持ち、製法にこだわりぬいたチョコレートを製造。洋菓子店が作るスイーツに使われるクーベルチュール素材から、僕たち個人向けのチョコレートまで幅広いマーケットに高い品質が支持されるブランド。

その個人向けのチョコレートバー「グラン・クリュ・ショコラ」のシリーズは約10種類ほどのラインナップを揃えてます。今回はその中でミルクチョコレート４種を比較！

写真左から順に

「CARAMELIA PERLES CRAQUANTES／キャラメル・パール・クラッカン」

「BAHIBE／バイベ」

「TANARIVA／タナリヴァ」

「JIVARA／ジヴァラ」

ダークチョコレートバーと比較すると一見個性が出づらいミルクチョコレートバー。ヴァローナならどのような仕上がりなのか１枚１枚検証してみましょう。

タブレット キャラメル・パール・クラッカン

牛乳をキャラメリゼしたミルクチョコレートの中にクラッカンを忍ばせたバー。

4種類の中で唯一タブレットの中に食感を出す物が加えられてます。そして通常のラインナップよりも厚みがありクラッカンの食感を存分に楽しめるものへ！

カカオ分36％。クリーミーな味わいの中に溶け込む優しいキャラメルの香り。 ヴァローナ特有の絹のような口どけを感じながらクラッカンが繊細に弾ける。

タブレット バイベ

ドミニカ共和国産のカカオのみを使用。カカオ分46％のハイカカオミルクチョコレート。

チョコラボを立ち上げてから初期のころに業務用クーベルチュールの方で記事を書きました。

まず感じるのは締まりのあるナッティーな香り。そして奥底にフルーティーな香りがほんのりと。くちどけと共にカカオとミルクのコクが 力強く伸びます。ミルクチョコレートなのに甘たるさがなくスッキリとした後味。

タブレット タナリヴァ

マダガスカル産クリオロ種カカオを使用したミルクチョコレート。

カカオ分33％なので一際目立つクリームのような色。

甘さがたっぷりな中でキレのある爽やかな香りを放ちます。

タブレット ジヴァラ

カカオ分40％のミルクチョコレート。

ミルクのコクにナッツの香りを感じてからバニラの香りが全体を包み込みます。上品な味わいでこちらも口の中がスッキリとした後味。

まとめ

どれも美味しいですね。１枚目の「キャラメルパールクラッカン」のように一見シンプルですが、バーの中にさりげなく個性を閉じ込めたものも好み。

個人的に一番お気に入りなのは「タブレット・バイベ」です。ナッツの締まった味わいと、カカオもミルクもお互いに全面ですぎず綺麗なバランス保ってる部分も気に入りました。そして、バーがスッと儚く消えてゆく感じ。

ではみなさん良きチョコレートライフを〜