日暮里のブーランジェリー&パティスリー「Think」

こんにちは!チョコレートくん(@chocokuncom)です。

ブーランジェリー&パティスリーThink(シンク)がオープンしました。オープンして1週間しか経ってませんが3度目の訪問です。すっかりファンになりました。

チョコレート系のパンを中心にご紹介します。

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場所は「上野桜木あたり」という古民家が並ぶ複合施設です。日暮里駅から徒歩10分ほど。上野駅から徒歩20分ほど。駅から離れてますが、散歩が楽しいコースになります。例えば日暮里からシンクに行って、上野公園で購入したパンを食べる流れもアリでしょう。

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シンクはブーランジェリー&パティスリーというパンとお菓子を両方販売する形態と取っています。割合はパンがメインで8割。お菓子は2割で販売していくとのことです。

パンの価格帯は300円台のものがほとんど。素材へのこだわり、作り手の技術を考えたらリーズナブルだと思います。手に取りやすい価格帯はありがたい。おいしさも兼ね備えているので、なおさら日々の生活に取り入れたくなります。

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パンを陳列している台は栃木県の芦野石を加工して作り上げたとのこと。石の重さはなんと900kg。時が経つにつれて石が持つ風合いが変化していきます。

パン台を間に挟み、奥にはスタッフの方々が接客されます。よくよく考えてみると、パン屋でこのレイアウトは珍しいのでは?普通はレジカウンターが独立してますので。

明るく丁寧に接客で対応してくださり、パン選びが楽しくなります。私がシンクのファンになった理由の1つです。女性のスタッフさんに「チョコチップまみれ」をオススメされて買ってしまいました。自分の推しのパンを嬉しそうにお話しする光景ってなんかイイ。

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パンの製造は鈴木さん、お菓子の製造は仲村さんの2名のシェフ体制で担当。両名とも「パーク ハイアット東京」出身。

カンパーニュ

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パンは鈴木さん一人で作っているそうです。お弟子さんはいないの?と疑問に思ってシェフに聞いてみました。

独自の水種で超高加水で仕上げるパンが多いため、扱いが難しいそうです。練り方ひとつで仕上がりが変わってしまうため、技術を要するそう。お弟子さんを育てるには時間がかかりそう。とのこと。

カンパーニュは中がしっとりもっちり。何より香りの良さに驚きました。後に続く酸味が爽やか。キタノカオリなどの北海道産の小麦粉をブレンドし、自家製酵母のルヴァン種を加えて焼き込んだそうです。

チョコナッツまみれ

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ネーミングが良いですね。

しっとりもっちりした弾力。噛むたびに生地とチョコの香りが何度も行き来する。クルミなどのナッツの食感がアクセントに。最近食べたチョコ系パンの中でも特にイイ。

ヴィエノワ ホワイトチョコレート

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ミルキーなホワイトチョコレートをしっかり感じます。後味は心地よい甘み。

カヌレ

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カヌレも良かった。

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外がカリカリっと、中はしっとり弾力がある。最近はいろんなところでカヌレを見かけますが、こちらはフランスの王道なカヌレに忠実な感じです。香ばしさ、バター甘みのあとに爽やかな洋酒が鼻抜けする瞬間がたまりません。完成度高いです。

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シンクはクラシックなものに目を向けて、現在のエッセンスを加えて新しい価値に繋がることを目指すことをコンセプトにしています。外見からはシンプルさを感じつつ、素材だったり、先ほどの高加水の話だったり、目に見えないところで驚きが隠されてます。つまり一度食べてみて欲しい。

お店 think(シンク
インスタ https://www.instagram.com/think_tokyo/
住所 東京都台東区上野桜木2-15-6 上野桜木あたり内2号棟1F
営業時間 10:00~18:00
定休日 月・火曜(祝祭日は翌日に振替)