
こんにちは!チョコレートくん(@chocokuncom)です。
今回は、ホットチョコレート(ショコラショー)を自宅で簡単に作れるレシピをお届けします。
余っているチョコレートや、ブルームしてしまったチョコレートの有効活用としても便利です。
ココアとホットチョコレートの違いは?
油であるチョコレートを、水と乳化させるのは大変な作業です。
そこで、発明されたのが、カカオマスから油分のみを抜き取った「カカオパウダー」です。
つまり、ココアとホットチョコレートの違いは
ココア=カカオパウダー+牛乳 or お湯
ホットチョコレート=チョコレート+牛乳 or お湯
となります。
カフェでホットチョコレートを注文すると、実際に出てくるのがココアということが稀にあります。笑
ホットチョコレートは、カカオバターの旨味やコクが加わるので、リッチな味となります。
そのため、チョコレート専門店では、ホットチョコレート(ショコラショー)が主流で、ココアを見かけません。
ホットチョコレートには2タイプ存在する
①チョコレートに牛乳を合わせるタイプ
②チョコレートにお湯を合わせるタイプ
①か②かどっちが良いかは各々の好みで良いと思います。
最近の流行は②です。ビーントゥバーによってカカオ豆の持ち味を生かす製法が流行っています。ミルクでまろやかに合わせるのではなく、クリアなお湯でカカオ本来の美味しさを引き出します。
今回は「簡単に」がテーマなので、より材料がシンプルな②、お湯で合わせるタイプでやります。
作り方
【材料 1杯分】
チョコレート35g(カカオ分70%~75%がベスト)
水130cc(牛乳で行う場合も同じく130cc)
私、イタリアのチョコレートメーカーDOMORIのチョコレートを使いました。DOMORIは味わい上品ですし、香りが違います。チョコレートの概念が変わります。
まず、鍋に水を入れて沸騰させます。

沸騰したら火を止めましょう。ここでチョコレートを投入します。

完全に溶けきるまでかき混ぜましょう。

投入したチョコレートは大きな塊ですが、1分もしないうちに綺麗に混ざり合います。
まだ完成ではありません。ここからが大事です。
2枚の写真の違いは分かりますか?
たったひとつの工夫で美味しくなる


表面の「泡」です。
ホットチョコレートはこの泡があるのと、ないのでは全く味わいが変わります。泡があった方が口当たりがまろやかですし、良質なチョコレートを使った場合カカオの微細な香りまで口腔内で拾うことができます。つまり、美味しくなる。
じゃ、この泡をどのように作るのか?
簡単です。

泡立て器を縦に切りながら混ぜるだけです。写真のように泡が立ってきます。
泡を作るために混ぜる際に、一度止めた火は弱火で再加熱しましょう。ただし沸騰はさせないように!!
温めたカップにホットチョコレート注いで完成です。

簡単なので是非試してみて下さい。
自宅で簡単にできるところがポイントです。
では、みなさん良きホットチョコレートライフを〜