ドゥボーヴ・エ・ガレ「マリーアントワネットのピストル」
チョコレート探検家のチョコレートくん(@pyonkichi11011)です。
大昔、チョコレート=薬として薬剤師しか取り扱いが許可されていなかった時代。
フランス・パリで一番歴史の長いショコラトリー「Debauve et Gallais/ドゥボーヴ・エ・ガレ」は、1800年創設時から、良質なカカオ豆を求めてソコヌスコ、グワヤキル地方などからカカオ豆を仕入れていました。200年以上も前からカカオ豆の品質が意識した文化があったのです。また、文化といえば高カカオチョコ中心のラインナップなのが、ダークチョコを大好きな味覚のフランス人らしいと思います。
「マリーアントワネットのピストル」
マリーアントワネットの肖像画がプリントされたパッケージ。”ピストル”と言われてもパッケージだけでは、どのようなチョコレートなのか皆さん想像できないはず。
開けて出てきたのは、薄い形状の円盤形チョコレート。
マリーアントワネットが薬が苦くて飲めないということで、チョコレート職人スルピス ドゥ ボーヴが薬をチョコレートに包み込むことを考案しました。後にそのチョコレートは、古金貨を意味する「ピストル」と名付けられました。
こちらは12枚入のパッケージです。他にも6枚入、24枚入のラインナップがあります。
上の3種類のピストルは、フレーバー入のもの。下のピストルはカカオ含有率別のプレーンなタイプです。説明によるとチョコレートは、噛まずに口の中で溶かすように味わうのが美味い食べ方だそうです。
口の中に含むと円盤が舌に当たり、ひんやりとします。そこからゆっくりと口の中で溶かしていくと、薄い形状のショコラから高貴な香りが感じ取れます。とても繊細で香りが豊か。
食べる前は正直な話、薄くて物足りないチョコレートかな?っと思っていたのですが全くそんなことはなかった。口に含んで完全に溶けきるまでざっくり2分かかりました。香りの余韻もあるので1枚で意外に長時間ショコラを楽しめます。
アールグレイの香りはいかにも皇室っという感じがしますし、一見、親しみやすいアーモンドミルクですら上品な印象を受けました。
カカオ含有量別のプレーンなダークも面白いですね。99%はカカオの奥底にほんのり甘みを感じますが、カカオの苦みがダイナミックなので、一番始めには72%もものから順にテイスティングしましょうね。
まるで、99%の苦みはまさに薬そのものですね。フランス人は日本人よりもダークチョコレートが好きな人達が多いと言われていますが、まさに薬として苦いチョコレートを飲む歴史があって、今を生きる人々の習慣になっていったからなんでしょうか。カカオブームで最近は日本人もダーク派が増えていますけど。
パンがなければチョコレートを食べればいいのよ!←これは僕の名言ということで宜しくお願いします。
ではみなさん良きチョコレートライフを〜!
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ブランド名 | ドゥボーヴ・エ・ガレ(Debauve & Gallais) |
公式ページ | http://debauve-et-gallais.jp |
商品名 | マリーアントワネットのピストル |
価格 | 3240円(税込) |
内容量 | 12枚 |
購入手段 | 公式ページで購入できます |
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