こんにちは!チョコレート探検家のチョコレートくん(@pyonkichi11011)です。
2009年創業フランスの
「Aline Gehan/アリーヌジェアン」
あの名門ラ・メゾン・デュ・ショコラで2年間修行を重ね、退職後に南仏プロヴァンス アヴィニヨンで自身のショップをオープンしたショコラティエールです。今回は、ビターなパレショコラの上に砂糖コーティングをしたプロヴァンスのバラとスミレの花びらをあしらったショコラをご紹介します。
パレ・ド・フルール
思わずうっとりと見とれてしまう愛らしいショコラです。クリスタリゼされた砂糖がより花びらの美しさを強調させてくれます。商品は10個入り20個入りのBOXが販売されてますが、プレゼントするなら20個入りが絶対に良いでしょう。箱を開けた瞬間、一面に広がる花びらをより美しく感じます。
さて、こちらの美しい花のショコラ、皆さんならどのように口へ運んで食べますか?普通なら砂糖漬けの花の部分を上にして、視覚で楽しみながら口へ運ぶプロセスをたどると思います。しかし、アリーヌ・ジェアン氏はサロンデュショコラのトークセミナーで全く逆のことをお話されていました。
「砂糖漬け花びら部分を下にして食べて下さい」
まず、口に含んだ瞬間に花の香りを堪能した後、カカオの風味が時間差でやってくるという流れが楽しめるからだそうです。確かに、先にカカオの風味がやってきてしまうと繊細な花の香りが分かりづらくなりますね。カカオって味が濃いものですから。
食欲を無くすとされるブルーカラーもこの場では美しさが勝り、不思議と意識せずパレショコラを口へ運ぶ。
クリスタリゼによるザクザクした歯ごたえ、舌の上で砂糖が溶けてすみれの優しい香りが広がり、春の訪れを感じさせます。その気分を味わいたいからサロンデュショコラで購入した商品を3月半ばに食べたわけです(笑)
僕の好みはより繊細なすみれの方ですが、バラの花びらの方は香りに勢いがあり、逆にこちらを好む方も多いのではと思いました。ビターチョコレートが溶け終わった後でも余韻に心地よいバラの香りが残り続けます。甘い→バラの香り→ビターチョコ→再びバラの香りのような感じで1枚で風味の変化や強弱が楽しめます。
女性ショコラティエならではの美しい感性が詰まったショコラ。また来年もお会いしたいです。皆さん良きチョコレートライフを〜
ブランド名 | Aline Gehan/アリーヌジェアン |
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公式ページ | http://www.aline-gehant-chocolatier.com |
商品名 | パレドフルール |
価格 | 1620円(税込) |
内容量 | 10個入 |
購入先 | サロンデュショコラ2016 |
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